2010年1月24日日曜日

「一部の人間が利益分配する自民党ときっぱり決別」

【平成22年 1月24日】

■ 「一部の人間が利益分配する自民党ときっぱり決別」
谷垣禎一総裁が党再生への決意示す 第77回定期党大会


 第77回定期党大会が24日、東京都千代田区のホテルで開かれ、全国の党員・党友ら2600人が出席した。谷垣禎一総裁は「一部の人間が利益を分配し、内輪の権力闘争に明け暮れる自民党とはきっぱり決別する」と改めてわが党再生への決意を示した。その上で「参院選で必勝を期すと同時に、通常国会で鳩山政権を国民に問う解散総選挙を迫る」と力強く述べ、政権奪還に向け結束を求めた。大会では、大島理森幹事長が「わが党は常に進歩を目指す保守政党である」と明記した新綱領を発表した。石破茂政務調査会長は政策報告で、民主党が提出を検討する永住外国人に地方参政権を付与する法案について「拙速な法案成立には断固反対する」と表明。石原伸晃運動方針案起草委員長は「品格と活力あふれる日本」と題する今年の運動方針を示し、採択された。ゲストスピーチは、東北楽天ゴールデンイーグルス前監督の野村克也氏が「クビ宣告」を受けた数多くの選手を復活させた“再生術”を伝授した。また、来賓として、公明党の山口那津男代表、経団連の大橋洋治副会長が駆け付け、わが党を激励した。代表アピールでは、ブロック分科会、青年、女性のそれぞれの代表が、党再生への決意を訴えた。さらに、夏の参院選公認候補者51人が登壇し、決意表明を行った後、谷垣総裁とガッチリ握手した。最後に、谷垣総裁の音頭で「日本国・自由民主党」万歳を三唱し、大会を締めくくった。

0 件のコメント:

コメントを投稿