静岡選挙区当選の2氏 決意新たに登院
岩井氏「責任感じる」藤本氏「発言増やす
臨時国会が召集された30日午前、参院選の静岡選挙区で当選した岩井茂樹(42)=自民=、藤本祐司(53)=民主=の両氏が登院した。衆参の多数派が異なるねじれ状態となり、週明けに開催される予定の予算委員会では与野党間で激しい論戦が予想される。両氏は時折笑顔を見せながらも、緊張した面持ちで本会議場に入った。
初登院となった岩井氏は国会正面から議事堂を見上げ、「ここで仕事ができるんだな」と決意を新たにした様子。昨夜は緊張から寝不足だったと苦笑いし、「責任の重さを感じる。期待半分、不安半分」と素直な感情を口にした。取り組みたい課題については雇用と地方の社会資本整備を挙げ、「若い世代が頑張らなければいけない。徐々に自分の持ち味を発揮したい」と語った。
突然の大雨の中、国会に姿を見せたのは2期目の藤本氏。「6年前(の初当選時)と決定的に違うのは政権与党であること。今後は発言の機会も増やしていきたい」とし、自らの存在感を強く示していくことに意気込みを見せた。国土交通政務官として取り組んでいる来一年度の概算要求作業に触れ、「8月末までには国民の皆さんに納得いただける数字をお示ししたい」と表情を引き締めた。
(静新平成22年7月30日「夕刊」)
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