2010年5月22日土曜日

 県医師連、岩井氏推薦(静新記事)

 県医師連、岩井氏推薦
 参院選静岡選挙区県薬剤師連も決定
 歯科医連は未定
 県医師会の政治団体「県医師連盟」は21日までに、夏の参院選静岡選挙区(改選数2)で自民党の新人岩井茂樹氏(41)、比例代表で自民現職の推薦を決めた。上部組織の日本医師連盟は比例で民主党新人の推薦を決めていて、中央と地方で推薦対応が分かれている。
 県薬剤師会の政治団体「県薬剤師連盟」も岩井氏の推薦を決定。比例は自民元職を推薦する。
 一方、県歯科医師会の政治団体「県歯科医師連盟」は比例で民主新人の支援を決めているが、静岡選挙区は未定という。
 県医師連盟の鈴木勝彦委員長は「(自民党県連が)比例で推薦を決めた自民現職は日本医師会員で医師政策に精通し、本県の事情も理解している。岩井氏も比例と抱き合わせて応援したい」と推薦理由を話した。
 民主党現職の藤本祐司氏(53)からも推薦依頼があったが見送った。鈴木委員長は「民主党の医療政策について相いれない点がある。党内の(権力の)二重構造や政治とカネの問題、米軍普天間飛行場移設問題の対応も同様」と同党の最近の動きも理由に挙げた。
 昨年10月の参院静岡選挙区補選では、県医師連盟と県薬剤師連盟は当選した民主の土田博和氏、自民の岩井氏のいずれも推薦せず、自主投票とした。県歯科医師連盟は両氏推薦だった。
(静新平成22年5月22日朝刊)

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