高惜敗率落選者公認へ 谷垣総裁
自民党の谷垣禎一総裁は9日、都内で講演し、次期衆院選の公認候補となる小選挙区支部長の選任に関し、比例区との重複立候補で落選した人についても「惜敗率が高く、本人に意欲があれば早く支部長にしようと思っている」と述べ、惜敗率が高い場合は、早期に支部長としたい考えを示した。
谷垣氏はまた、現職119人に加え、高惜敗率の落選者を支部長に選任しても、支部長が空席のままとなる選挙区は100程度に上るとの認識を示した。これに関し大島理森幹事長は同日、「(現職以外は)ルールにのっとり今週中に発表したい」との考えを示した。執行部は現職がいない選挙区の支部長選任基準について「惜敗率70%以上、65歳以下」などとすることを検討している。
(静新平成21年11月11日(水)朝刊)
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