自民県連 28日に臨時大会
参院選公認候補機関決定へ
自民党県連は7日、内定した三役を承認するための臨時県連大会を28日に静岡市内で開き、併せて来夏の参院選党公認候補予定者の機関決定を行う方針を固めた。
参院選党公認候補については8~20日、市町支部や県議、職域支部に対し、自薦、他薦を問わずに候補者の上申を求める。28日に選対小委、常任選対を開いた上で、総務会を兼ねた県連大会で機関決定する予定。
会長の塩谷立衆院議員と副会長の牧野京夫参院議員、新三役内定者らが協議して決めた。
県連は10月の参院補選の候補者擁立作業で、党公認候補として公募で選出した岩井茂樹氏(41)を擁立。民主党候補に敗れたものの、岩井氏に対しては「参院選の有力な候補と考えている」(前三役)と評価し、「選挙戦は十分に健闘したが、正式に候補者に内定するには手続きを踏まないといけない」(塩谷会長)と説明していた。
(静新平成21年12月8日(火)朝刊)
県連新三役内定を発表
「新生自民つくる」
自民党県連は7日、新三役として幹事長に遠藤栄県議(68)=富士市、7期、自民党県議団=、総務会長に多家一彦県議(61)=沼津市、5期、同=、政調会長に田島秀雄県議(51)=熱海市、3期、自民改革会議=を内定したと発表した。任期は来年5月までの残任期間。
会見した遠藤氏は「厳しい時代の党運営をしながら、新たな形の新生自民をつくり上げたい」と抱負を語った。
多家氏は来夏の参院選候補者擁立、衆院小選挙区支部長選考を重要課題に「戦う自民党の再構築を進める」と強調。田島氏は政権交代を受け「自民党が下野して支部が請願や要望の扱いに困っている。支部の意見のくみ上げに努めたい」と述べた。
県議会の自民会派分裂への対応について、遠藤氏は「党に所属する県議として根は同じ。会派を超えた中で結束を図るための県連役員で、一つにまとめることが責務」との姿勢を示した。
(静新平成21年12月8日(火)朝刊)
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